水耕栽培には以下のようなメリットがあります。

  1. 無農薬で栽培できる(室内の場合)
  2. 温度を管理しやすい(室内の場合)
  3. 肥料や水やりの心配がない

1.無農薬で栽培できる(室内の場合)

個人的には最大のメリットが「無農薬」であることです。虫が潜める土が無いので、農薬が不要なのです。また、室内なら清潔にしやすいので、あまり病気にもなりません。

主に使っているGreenFarmは蓋も付いており、虫がGreenFarmの容器内に入ったことはありません。空気がよどまないよう、換気用のファンも付いています。(そもそも室内に虫が入らないようにしているということもありますが。)

このため収穫したレタスなどは基本的に洗う必要すらありません。たとえばバジルのように、香りが重要で洗ってはいけないような植物の場合、この特徴は非常に重要です。少し気になるので洗ってしまうことも多いのですが、それでもさっと水をかける程度で安心して食べることができます。

2.温度を管理しやすい(室内の場合)

これも室内で水耕栽培を行う場合のメリットです。GreenFarmは
リビングに置くことを意識しデザインされています。普段人が居る部屋に置いておくと思いますが、それだけに外気温とはかなり条件が異なります。

人が過ごしやすい室温を保つと、結果的に 植物の生育に適した温度を保つことになります。ビニールハウス内で育てているようなものです。

3.肥料や水やりの心配がない

インテリアとして優れているGreenFarmを使っていたとしても、植物の生育状態は気になると思います。

前述のように温度管理しやすいので、しっかり液体肥料をさえあげておけば、かなり楽に植物を育てることが可能です。

一般的な家庭菜園の場合は元肥と追肥、水やりなど、常にさまざまなことに注意している必要がありますが、水耕栽培はそうした心配とほぼ無縁です。水槽内に液体肥料が溶け込んだ水が充分にあれば良いのです。

植物が必要なだけ水分を吸い上げてくれるので、水のやりすぎということもありません。水槽に一定量の水があれば良い、これだけです。