
GreenFarmで最初に栽培したのは、お試し用の種子キットに含まれていたレタスでした。
種子キットには培地となるスポンジ、薄めて使う液体肥料、そして特殊な処理をされた種子が入っていました。レタスの種は細く小さく、扱いづらいのですが、種子キットの種はコーティングされて球状になっており、かなり扱いやすくなっています。
GreenFarmで栽培する際の手順は簡単です。
1.栽培ケースに適切な液体肥料を溶かした水を入れる
2.苗床パネルをセットする(浮かべる)
3.苗床パネルの穴に、スポンジと苗床フタをセットする

上の写真は発芽後のものですが、苗床フタとスポンジがどのようなものかわかると思います。
すべての穴にスポンジをセットしない理由は、すべての穴にスポンジ(と種)をセットすると、育った時に密集しすぎるからです。
使わない穴はフタをしておかないと、藻が生えます。種子キットの説明書に「レタスならいくつの穴を使うと良い」と書かれています。種もギリギリの数だけ入っていたと思います。
4.スポンジに種を置く
上の写真ではわかりませんが、スポンジは中央がくぼんでいます。そこに種を置くようになっています。
あとは電源を入れて「発芽モード」にして待つだけです。上の写真は、種をセットしてからおよそ5日後の様子です。一部は発芽しはじめています。
発芽したら通常のモードに切り替えるようですが、最初は知らずにずっと通常モードにしていました。無駄に明るいというだけで別に問題はありません。
この後、どのようにレタスが育っていったかを紹介します。
5.GreenFarmでレタスが成長する様子

上の写真には短い棒が写っているのがわかると思います。これが「水位フロート」です。水に浮くので、水が減るに伴いだんだんと見える部分が短くなっていきます。

この時点ではまだ発芽していない種もあります。GreenFarmの種子キットの種は発芽率が高いので、放っておくと最終的にはほとんどが発芽します。


だいぶレタスっぽくなってきました。分かりづらいですが、水位フロートが少し短くなり、水分を吸収していることがよくわかります。

GreenFarmでレタスを育て始めてから3週間が経過しました。この頃になると、かなり水位が減っているのがわかります。
まだ水がある状態ですが、ここまできたら液体肥料を溶かした水を追加した方が良いです。いくらエアーポンプで空気を送り込んでいるとはいえ、水槽内では大量の根が張っているので、あまり水が少ないと空気が行き渡りづらくなります。


さらに2日後、3日後のレタスの様子です。この頃には1日で相当大きくなることがわかります。時期が8月で暖かいのも関係したかもしれません。栽培開始が8月上旬で、上の写真は下旬です。
かなり大きくなったので収穫を開始しました。気になるようなら洗っても良いですが、そのまま食べても大丈夫でしょう。虫はもちろん、人も触っていないのでかなり綺麗な状態です。
大きな葉を収穫しても、他の葉が次々と生長するので、しばらく収穫することができます。
このときは、ここでようやく水を追加しました。種をセットしてからは放置してあっただけです。無農薬でここまで簡単に綺麗な野菜が育つというのは、本当に驚きでした。
Be the first to comment